小林エリカ作品

親愛なるキティーたちへ

親愛なるキティーたちへ

アンネの日記、父の日記(精神科医小林司先生です)とともに、アンネの生きた道のりを辿る旅に出た筆者。等身大のこどばで紡がれる旅のなかで、個の尊厳を問う。
この人の感受性に惹かれ、『光の子ども』も追いかけて読む。
光の子ども 1

光の子ども 1

こちらは漫画の枠には収まらない。1816年、明治三陸地震、その年、ヨーロッパではレントゲンがX線を発見したとの描写からはじまる。2011年に生まれた子、光を主人公とし、フィクションと史実を織り交ぜ、関連資料となる写真などが織り込まれ、巻末には年表もあり。
核を人はこうして手に入れたのだと振り返り、未来を想う。衝撃作。