危機管理?
シンプルな仕事が好きな人が多いものだ。
手間がかかったり、ひと癖あったり、スムーズに進まないことが予測されることに敢えて取り組む気概のある人って意外と少ないんだな。
リスク回避は必要だけど、軸がずれちゃってることもあって、アクシデントが予想されるからできません、とか、事故が起きないように技術を上げたいって発想はなくなってしまうのだね。それが早い段階で線引きされてしまってる。本当に早い、極めてレベルの低いところに設定していても職業人として何も感じないんだから、ちょっとびっくりしちゃう。
さて、私は・・・
最近は重たい懸案事項につぶされそうになりつつあったりして、でもやる気みなぎる少数派の仲間に支えられ、なんとか前進。
シンプルな仕事がいいなら、いくらでもある。それが嫌ならせめて自分自身がタフにならないといけないんだ、と、言いきかせている。
こんな今の気分にこの一冊。
- 作者: 内田樹,石川康宏
- 出版社/メーカー: かもがわ出版
- 発売日: 2010/06/18
- メディア: 単行本
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著者おふたりが学生むけにマルクスをすすめる思いに共感。マルクスもマルクス論も難解で、イデオロギーとして敬遠されがちだが、決起する若者の情熱に触れるようで興味深いと再認。
「共産党宣言」いまだに読めば高揚感あふれるもんね。萎えたときなんか、やったるで〜って気分にさせてくれる。
私の中のプロレタリアートの血が騒ぐんだな、きっと。
単純。