フェルメール!


上野にフェルメールを観に。
まずは東京都美術館で開催のマウリッツハイス美術館展へ。
入館まで70分まちという盛況ぶり。
みんなのお目当ての「真珠の耳飾りの少女」も近くで観たいのなら列に並んで一瞬通り過ぎるだけ、肩越しでよければロープで線引きされたうしろ側で待たずに観るという・・。オランダのモナリザとも呼ばれているようで、モナリザと同じく想像よりも小さな絵画でした。何がどう、というよりもなんだか引き込まれるという少女の表情がいいのだわ・・。
マウリッツハイム美術館はオランダ、ハーグにあるようで、若かりしころオランダを旅行した時になぜ行かなかったの悔やまれます。今回観た作品だけでも圧巻のコレクション。
特に宗教画のコーナーがよかったです。ルーベンスの「聖母被昇天」(フランダースの犬のネロが最後に観た祭壇画ですよね)の下絵もあり。これもベルギーに行ったときなぜ観に行かなかったのか・・いつかアントワープにまた行くことがあったら聖母大聖堂で大きな祭壇画を観たいです。
東京都美術館を出たときにはもうすでに夕方で気力もなえなえ
でもせっかくだから国立西洋美術館のベルリン国立美術館展にも立ち寄りました。もう、こちらはじっくり観る余力なし。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」で満足して帰ってきました。フェルメールは人物のたたずまいがいいんですよね〜。
図録購入。列に並びながら読み込みました。

美術手帖 2012年6月号増刊 特集 フェルメール

美術手帖 2012年6月号増刊 特集 フェルメール

各ジャンルのフェルメール好きの方々がフェルメールを語り、ガイドとして面白い。
真珠の耳飾りの少女 (白水Uブックス)

真珠の耳飾りの少女 (白水Uブックス)

むかーーし、「青いターバンの少女」として出版されたものではないですか?大学生の頃読み、面白かったことは覚えてるのに詳細まったく記憶にないので再読してみようと思います。



東京都美術館1FのレストランIVORYにて昼食。
前菜は白エビの素揚げ、下にはアボカドのムースが敷いてあります。
ガスパチョのあと、メインはローストビーフ、テーブルサイドで切り分けてくれました。
ローストビーフはやわらかくボリューミー、白エビのマリネもガスパチョも美味しかったです。
お料理が運ばれるタイミングやサービス、とてもいいですね〜。