いままで本当にありがとう。

わが家の癒しネコ、オニが息をひきとりました。
腎臓の数値がわるくなったのが6月。皮下注射で補液をし、かかりつけ医のお薬に加え、ホモトキシコロジーというドイツの自然療法もためしていましたが、10月17日、午前5時に他界しました。
10月に入り自分からご飯をたべて順調かと思いきや、検査結果で貧血の数値が尋常ではなく、妹ネコのイモから輸血をし、それでもごはんを食べて、機嫌よくしていたのですが、血液を自分で作ることができなくなってしまったようで、かつ造血ホルモンも抗体ができてきかなくなってしまったようで、輸血から1週間で食欲がなくなり、日に日に体重が減ってしまい、あっという間でした。
トイレに間に合わなくなってきていたので、16日の朝、トイレに連れて行くと、まったく立てなくなり、その時点で再度の輸血も考えましたが、わずかな延命にすぎないだろうと思い、家で過ごさせようと決めました。
ちょうど、台風で休校のため次女がそばにいたので、病院で長い時間輸血している間に急変してしまうなら、最期は家でと思ったのです。
最後の夜は一人暮らしをはじめた長女もかけつけ、みんなで過ごすことができました。

このブログを綴っていてよかったと思ってます。できれば闘病についてももっと詳しく記しておけばよかったと後悔してますが・・。

まだ10歳、私はまだ数年は生きていていてくれる、私もがんばって看護していきたいと思ってました。病気はつらいのですが、そのお世話をできるということは歓びでもありました。
一方で自分の自由時間が減ってしまったような気になってことも事実で、そんなことを少しでも考えてしまった自分に罪悪感も感じます。

今は後悔と寂しさが交互にやってきて、毎日の景色が色あせてしまってます。
でもこの痛みもきっと和らいでしまう、ならばしっかり受け止めなくては・・。

このブログもしばらくは私の心の整理のために、嘆きのつぶやきになってしまうかもしれません。

オニは本当にいい子だったんです。
弱っている家族のそばに寄り添って癒してくれました。こどもたちの情緒を健康的に保ってくれたのもオニの、もちろんイモもですが、ネコたちの功績が大きいと思ってます。
玄関でのお迎え、呼べば傍に来て、毎日一緒にお風呂場でまったりして、眠るのは必ず私の左側、家族のだれかがソファのとなりを、膝の上を、ポンポンと叩けばそこにひょいと座って・・従順な忠犬ネコ。

今は自由な魂となってそばにいてくれていると信じています。
そしていろいろなかたちでメッセージを送ってくれるでしょう。

うちの子になってくれて本当にありがとう。
ずっとそばにいるよ。
オニの家はずっとここだからね。