ミランダ・ジュライ

いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)

いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)

ここじゃない場所を求めて、でもここにしかいられない人たち。ここにいることを受け入れるために、ファンタジーと現実の境目に立って、両方を交互に浮遊しながら生きている。
中盤に納められた「何も必要としない何か」を読むくらいから、この作家の感性に圧倒されてしまった。
派手でイビツで明らかにチープなんだけど手放せない宝物と、鋭利なガラス片がごちゃ混ぜにつまった小箱みたいな短編集。
作家のあたまの中も同じようにカラフルでかしましく、忙しそう・・。作品を生みだすことで生きていける人?って思ってしまったり・・。

本の中にザ・スミス登場。数日前から何年も聴かずにいたCDを通勤のBGMにしたのは、偶然?
↓高校生のころ、まだレコードだった。

Hatful of Hollow

Hatful of Hollow

↓今はこの一枚のCDがあるだけ・・・。




今日、職場にて「最近、体調良さそうだね」と言われた。そう、今いい感じなんですよ、と。
さらに加えて良いことも・・・人情、笑顔、希望、自由!!!いいよね〜。リサイクルショップの社長、ありがとう!