血の婚礼

蜷川幸雄演出、窪塚洋介主演の「血の婚礼」を観る。


場所はにしすがも創造舎。廃校になった中学校の体育館。
高校生の長女とともに観劇。長女は観劇初体験。わが子には感受性の鋭い10代のうちに演劇を体験してほしかったし、最初に観るものは芝居の醍醐味を満喫できるものに触れてほしく、この作品はそれにふさわしいと思ったのです。初めてにしては過激すぎ??とも思ったが、長女は文学も音楽もアートも好きなはじけた子なのでおそらく大丈夫。楽しめたことでしょう。インパクト強すぎだけど。





ハルヒを演じた丸山智己はわが家ではかなり以前からチェックしてる俳優さんですが、期待を裏切らない熱演でした。
窪塚洋介はなんだかとても美しかったです。やっぱりかっこいいんだなって・・。
演出はもちろん、戯曲が良い。清水邦夫のことばが今もなお新しさを感じたのでした。
舞台から直球で観客に投げかける孤独、生と死のメッセージが痛く、でもこれが、まさに演劇。